事業の強みや、魚の鮮度にこだわる姿勢、
そして人の温かさが入社の決め手
小さい時から魚が好き。海への憧れもあって、魚や海について幅広く知りたいと、海洋資源を学ぶ学科に進学しました。就職活動では水産系の食品メーカーや卸売企業を中心にアプローチ。活動を進める中で、特定の製品よりも、いろいろな魚の中から自分が自信を持っておすすめできるものをお客様に届けたい、できれば加工品より鮮魚そのものを扱いたい、と方向性が定まっていき、卸売企業を目指すようになりました。
マルイチ産商に着目したのは、水産物における商品調達力の高さと、フルアソート事業など独自の取り組みに魅力を感じたため。冷凍された魚や、水産加工品を主として扱う会社が多い中、生の魚の鮮度をアピールする数少ない会社であることにも惹かれました。実際に、選考中の面接時に感じたのは、人の温かさ。面接というよりも面談に近く、会話の中で人柄を見ている印象がありました。社員座談会では参加者がざっくばらんに語り合う様子に「この会社ならのびのび仕事ができそうだな」とこの会社で仕事をしている自分を想像することができました。
仕事内容はもちろん、こうした会社の雰囲気も入社の決め手でした。福利厚生が充実していることも良かったです。特に家賃補助は、固定費を抑えてお金を貯めたかった自分にとってうれしいポイントでした。
入社後は鮮魚課に配属。当初は養殖魚を担当していましたが、入社2年目にさしかかるところでアジやサバ、ブリ、イワシなどの「大衆魚」に携わることに。多種多様な魚種が存在する大衆魚を扱うことには以前から興味があり、やりたいことに全力投球する毎日を送っています。
自分の勘を信じて大量に仕入れることも
狙いが当たった時の達成感は格別
具体的な業務内容は仕入れと販売です。朝、豊洲市場や各地の荷主さんから魚を仕入れて昼頃までに得意先に案内し、夕方にどのくらいの注文が入っているかを確認して出荷手配を行います。
大衆魚は日々の漁獲量によって相場が変動します。今日の値段であればどのくらいの売り上げが見込めるかを読んで過不足のないように買い付けるものの、仕入れた魚が残ったり、反対に注文が殺到して足りなくなったり、と思い描いたとおりに販売するのはなかなか難しい。時に、「この値段なら多くの注文を獲得できそうだ！」と自分の“勘”を信じて大量に仕入れることもありますが、狙いが当たってそのほとんどが売れた時の達成感は格別です。こうした勘は経験を重ねるごとに磨かれていくものと思いますが、自分はまだまだ。迷ってしまう場合は、周囲の先輩や上司に相談し、支えていただきながら仕事に向き合っています。
昨日は豊漁だったのに今日はあまり獲れない、といったこともよく起こるため、情報収集には日頃から力を入れています。豊洲市場に出入りしているマルイチ産商の担当者から「明日は九州方面の海が荒れて漁船が出ないかもしれない」と情報が入れば、他の地域の荷主さんに問い合わせて仕入れの手配をし、全国的に漁獲量が落ちそうであれば前日に十分な量を買い付けておく、といった対応を行います。各方面から入ってくる情報をベースに、得意先に安定的に商品を納入するためどのような対応を行うか考えて手を打っていくことも、この仕事の面白さの一つだと感じています。
「マルイチの窓口」として経験を重ね、
自身の成長を会社の発展につなげたい
現在、私が所属している北関東支社は複数店舗を展開するスーパーなど規模の大きな得意先も多く、鮮魚についても相当な量が取引されるのですが、入社3年目の自分に仕入れなどの裁量を持たせてくれるところに「若手にどんどん挑戦してもらおう」という会社の気風を感じます。日々、荷主・得意先との仕事の中で相場観も養えるし、「マルイチ産商の窓口」として現場(荷主・得意先)を通し、着実に経験を重ねることができる。責任の大きさやプレッシャーを感じるシーンもありますが、それよりも任せてもらってるというやりがいの方が大きい。
今後の目標は、仕入先からも得意先からも信頼される大衆魚担当になること。仕入先については「新鮮な魚を得意先、そしてその向こうにいる消費者に届ける」という使命に一緒に取り組み、得意先については質の高い鮮魚を安定的に納入することを重ねて信頼を獲得していきたい。それが私自身の成長につながるだけでなく、やがては会社の発展にも貢献できるのでは、と考えています。マルイチ産商には「こんな水産営業になりたい」と思わせる凄腕の先輩が多数在籍しているので、そうした方々に少しでも早く追いつくことを、当面は目指しています。
消費者の魚食離れがよく言われますが、日々得意先と接していると、美味しい魚を求める機運は根強くあると感じます。新鮮な魚を絶えることなくお届けして、そうしたニーズにしっかりと応え、マルイチ産商の一員としてバラエティ豊かな食卓づくりに貢献していきたいです。
ONE DAY
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07:00
- 出社、受注の集計と発注、生産地の情報収集と仕入れ
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08:00
- 直接来社されるお得意先への案内と販売
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11:00
- 仕入れた鮮魚の得意先への案内と販売
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13:00
- 昼食
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14:00
- 商談・見積り作成
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15:00
- 各得意先からの受注数の集計と出荷指示
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17:00
- 退勤
OFF TIME
アウトドア好きの同僚が多く、休日は一緒に釣りやキャンプに出掛けることが多いです。海釣りの際は、新潟や、神奈川・千葉まで足を延ばすことも。
MESSAGE
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商品調達力に定評があり
市場でも存在感抜群の当社で、
一緒に水産業界を盛り上げましょう！多種多様な魚を扱いたい、特に鮮魚にこだわりたい、という方にとって、商品調達力が高く、豊洲市場でも存在感を発揮しているマルイチ産商は絶好のフィールド。仕入れや販売も若いうちから任せてもらえるので、知識やスキルもどんどん積み重ねていくことができます。
ぜひ一緒にマルイチ産商で成長し、水産業界を盛り上げていきましょう！
