一人でも多くの消費者に美味しい魚を食べる喜びを届けたい

入社の決め手となったことは。仕事や職場の実際はどんな感じ?入ってみて改めて実感するこの会社の魅力とは―。
やりがいを堪能したり時に試行錯誤を重ねたりと、それぞれの環境で全力投球の毎日を送る4名の若手社員が、
「マルイチのリアル」をざっくばらんにご紹介します。

  • 水産事業部
    北関東支社 鮮魚課

    山田 流星

    農林海洋科学部卒
    2021年入社

  • 水産事業部
    東京支社 大物課

    長屋 有咲

    海洋生命科学部卒
    2021年入社

  • 食品事業部
    松本支店 食品課

    栗原 佳奈子

    人間健康学部卒
    2021年入社

  • 畜産事業部
    首都圏広域販売部 
    販売二課

    田中 大智

    外国語学部卒
    2021年入社

マルイチを志望した理由と、
入社の決め手を教えてください。

  • 田中

    田中

    学生時代の飲食店でのアルバイト経験で、「食は人にとってとても身近な存在であると同時に、幸せを実感する機会になる」ことを感じていました。食材の組み合わせや選択肢が豊富であればあるほど、特別感やワクワク感など、幸せを様々に演出できる。そんな「食」に携わりたい、さらにできるだけ多くの食材を扱って幅広い選択肢を多くの方にお届けしたい、という思いから卸売業に注目。調達力に強みを持つマルイチ産商であれば、「多彩な食の選択肢を提示する」目標により近づけるのでは、と考え、入社を決めました。 

  • 栗原

    栗原

    大学では栄養学を専攻。就職活動の際は、学んだ知識を活かせる食品関係の仕事ができること、出身地の長野県に拠点があることの2つを軸に企業を見ていました。
    マルイチを意識したきっかけは、地元・小布施町の特産品であるオブセ牛乳を使ったお菓子に出会ったこと。どんな企業がこの商品に関わっているのかを調べ、マルイチの存在を知りました。企業研究の結果、自分の就職活動の軸にドンピシャで、以前から興味を抱いていた商品開発に携わる機会もあることがわかり、入社を目指してアプローチしました。

  • 長屋

    長屋

    私も、大学で学んだ水産の知識を活かせる仕事がしたい、と考えていました。マルイチに入社を決めたのは、社風に魅力を感じたから。就職活動の面接の際に担当の方と向き合っていて、「話しやすい雰囲気をつくろう」「人材の持つ魅力を最大限引き出そう」とする姿勢を強く感じました。自分をよく理解してくれていることと、温かく風通しの良い環境を感じて、「この会社ならのびのび仕事ができそう」と思ったことが入社の決め手です。

  • 山田

    山田

    僕は魚をはじめとする水産関係について大学で学んでいて、関わりのある分野として、当初は水族館の職員などをイメージしていました。それが水産と食品との関わりをテーマとした授業を受けたことで、「食」に関心を持つように。いろいろな魚種を扱いたい、そして産地と消費者をつなげる仕事がしたいと考え、商社や卸売業をターゲットに就職活動を進めていました。
    マルイチに注目したのは、「メーカー型卸」を掲げ、川上側への関与度合いが強いことを企業の特長として押し出していたことから。一般的な商社よりもいろいろなことが経験できそう、という期待を胸に、入社を決めました。

現在の仕事の内容と、どんな時に楽しさ・
やりがいを感じるか教えてください。

  • 田中

    田中

    僕は畜産部門の営業を担当しています。小売店のバイヤーの方との商談や在庫管理などが主な仕事です。新しいことへの挑戦を繰り返し、時に苦労もしますがやりがいのある日々を送っています。
    先日は、あるお取引先に継続納品しているイベリコ豚の売上げをアップさせる方法を考えてほしいとバイヤーからご要望をいただき、タレを扱っている企業と協働して肉に味をつけて販売することを提案。このように、より良い成果を目指してお取引先や他企業など周囲と力を合わせることに面白さを感じています。学生時代の友人たちに会うと、「田中が一番楽しそうに仕事をしている」とよく言われるんです(笑)。

  • 栗原

    栗原

    加工食品やグロッサリーの営業を担当。地域の小売店に、季節やテーマに合わせた商品や売り場づくりの企画を提案し、納品しています。
    やりがいを感じるのは、やはり提案が採用された時ですね。特に、自分の属性でもある若年層女性に向けた商品や企画は採用されやすく、お取引先に「こういう提案を待っていたよ」と評価いただいた時の達成感は格別です。先日は若年層女性に向けた韓国食品の売り場をつくりたい、とご相談をいただき、市場分析をしてラーメンとお菓子をご提案。納品から1週間たたずに在庫切れになるなど消費者にも好評で、大きな手応えを感じました。

  • 長屋

    長屋

    水産事業部の営業としてマグロなど大型魚種を扱う大物課に所属。先輩に同行して豊洲市場に行ったり、課に寄せられるお取引先からのご注文を取りまとめて加工場に発注したり、といった仕事を担当しています。
    私の課では、特定のお取引先を担当するのは入社数年を経てから。したがって私自身はまだ自分のお取引先を持たないのですが、注文いただいた小売店に足を運んで売り場に触れることは意識的に行っています。先日はバチマグロを納品したある小売店を訪問。鮮度や脂乗りの良さが伝わるよう、工夫を凝らしてスライスされ陳列されている様子に、「たくさんの方に手に取っていただくためには見た目にこだわることが重要」と肌で感じました。こういった学びや発見が実地でできることも、この仕事の楽しさだと思います。

  • 山田

    山田

    私も水産の営業として、生魚を中心に扱う鮮魚課に所属。以前は養殖魚を担当していましたが、ついこの間担当商材が変わって、現在はアジやサバ、サンマ、イワシといった大衆魚に携わっています。どの産地のどの魚をどれぐらい買い付けたかといった情報が本部から届いたら、お取引先に案内して注文を取りまとめ、不足分の対応なども行います。
    鮮魚は漁獲量に波があって価格が変動するので、常に利益を出すのは難しい。昨日はあまり獲れなかったため高値で買い付けた魚が翌日は豊漁で値が下がる、ということもままあります。そうした相場を読みながらお取引先に商品を案内し、儲けを出せた時はやはりうれしいです。「1日1日が勝負」と真剣に向き合うことに、この仕事の面白さがあると感じています。

どんな点にマルイチの魅力を感じますか?

  • 田中

    田中

    入社して、福利厚生の充実度を改めて実感しています。例えば家賃補助が手厚いこと。毎月の固定費の出費が減りかなり助かっています。さらに通信教育のコンテンツも豊富で、今は簿記資格の取得に取り組んでいます。
    仕事に関しては、何と言っても取扱品目の幅広さがすごい!畜産であれば牛豚鶏に加工品、それも国産品に輸入品と豊富なラインアップを取り揃えています。お取引先にもよく頼られますし、ご要望にお応えして「マルイチさんに頼むと何でも揃うね」と感謝されることも多い。誇りをもって仕事に取り組めます。

  • 栗原

    栗原

    人の温かさがマルイチの大きな魅力。入社後すぐは緊張がほぐれず、先輩や上司に質問することがなかなかできずにいました。けれど、職場の皆さんがこちらのことをいつも気にかけてくれて、困っているのを見るとすぐにサポートしてくれました。
    私が担当する業務も取扱品目が多く、常に勉強の毎日ですが、地域ごとの食文化の違いや、この地域ではどのような商品が消費者に喜ばれるか、といった知識を周囲が伝授してくれるので、お取引先にも自信をもって伺うことができます。

  • 長屋

    長屋

    私の職場もそう。他の課は女性も活躍しているが、大物課は私が初の女性社員でした。男性社員が多かったため「先輩や上司の背中を見て仕事の段取りを覚えろ」という気風なのかと思っていたけれど、皆さん明るくフランクで面倒見がよく、コミュニケーションを取りやすいです。
    同期同士の仲も良いですよね。いろいろなキャラクターのメンバーが集まっていますが(笑)、お互い認め合っていて、仕事で助け合うこともありますし、休日は一緒に出掛けたりして過ごすことも多いですよ。

  • 山田

    山田

    僕が感じているマルイチの魅力は、若手社員にもどんどん挑戦させよう、という雰囲気があること。もちろん、失敗したとしても責められることはありません。
    僕の場合、一時お取引が途絶えていた量販店を担当することになり、関係性を強化する過程で利益の薄いお取引を行う必要が出てきて支社長に相談したところ「やってみなさい」と。結果、今では毎日のようにお問合せをいただくほど信頼を獲得することができました。入社2年目の社員にこれだけ伸び伸びと仕事をさせてくれる環境はなかなかないと思いますし、「信じて任せてもらっている」という実感が、仕事のモチベーションにもつながっています。

今後の抱負や夢を教えてください。

  • 田中

    田中

    畜産部門の営業として、当面は現在担当している首都圏での売上げを増やし、徐々にエリアを広げて畜産部門における国内シェアを拡大するのに貢献したい。
    その先の目標が海外進出です。小さい頃から世界を舞台に仕事をするのが夢で、学生時代には留学も経験しているので、マルイチが海外ビジネスを展開する際に業務知識や語学面でリードできる人材として成長したい。そして、国内はもちろん海外の方にも「多彩な食の選択肢」をお届けしていきたいと思っています。

  • 栗原

    栗原

    私もまずは「栗原なら任せられる!」と社内からもお取引先からも信頼される営業になりたい。直近の目標は、店舗数の多い量販店の担当を任されることです。
    いずれは、入社時の希望だった商品開発にも携わりたいですね。小売店の売り場や市場動向のリサーチなどを通じて、消費者がどのような商品に魅力を感じるか、世の中がどのような商品を求めているかについて常にアンテナを張るようにしているので、そうした知識や感度を磨いていって商品開発に活かせたら、と考えています。

  • 長屋

    長屋

    今は目の前のことでいっぱいいっぱい(笑)。早く営業として自立し、仕事を通じて周囲に貢献できるようになることが当面の目標です。
    そしてその先は、「大物課初の女性社員」であることを活かした仕事をしていきたい。スーパーを利用するお客様はまだまだ女性の割合が多いので、女性ならではの視点で、お客様に魅力的に感じていただける商品や売り方を考え提案するなど、私だからできる仕事のスタイルを確立して周囲に貢献していきたいです。

  • 山田

    山田

    まだまだ知識が足りないことを実感するシーンがたくさんあるので、まずは自分が担当する魚種について、各産地の時季ごとの漁獲量の目安や相場観など、様々な面から知識を深めたい。そうすればお取引先に臨機応変な提案ができ、それが自分への信頼、ひいてはマルイチのさらなる成長につながっていくのでは、と思うのです。
    職場での存在感を高めて、いずれは他部署の同期と連携するシーンもつくっていきたいですね。北関東支社は畜産部門がないので、田中くんに同行してもらってお取引先を拡大したり(笑)。新しいムーブメントを起こして、マルイチをもっと面白くするのが目標です!

メッセージ

  • 山田 流星

    仕事をするうえで最も大切なのは「聞くこと」。素直に「教えてください」と言えることは武器の1つと言ってもいいくらいです。就職活動は、企業が学生を選ぶ場であると同時に学生が企業を選ぶ機会。変に気を使って縮こまらず、聞きたいことは堂々と聞くことで、納得のいく就職活動が実現すると思います。 

  • 長屋 有咲

    マルイチの面接では毎回、つい何でも話しちゃったのが印象的でした。ありのままの魅力を引き出そうとしてくれます。皆さんもぜひ、ご自分が経験してきたこと、そこから抱くようになった価値観などに自信をもってアプローチしてみてください。「食を支える縁の下の力持ち」として活躍できる当社で、一緒に仕事をする日を楽しみにしています。

  • 栗原 佳奈子

    提案などを通じて能力を存分に発揮できたり、意見を求められそれが採用されたりなど、マルイチには若手社員が活躍できる場がたくさん用意されています。食はもちろん、いろいろなことに関心があってどんどん挑戦したいという方、ぜひこの環境で一緒にがんばりましょう!

  • 田中 大智

    就職活動では、幅広く数多くの業種や企業に触れることが大切なのではないかと思います。見る経験を重ねるごとに自分のやりたいことが定まってくるし、自分に対して関心を持ってくれる企業と出会う確率も高まる。僕自身、そうして現在の「毎日楽しい」環境を手にすることができたと感じています。