ホタルイカのイタリアン風炊き込みご飯
- 3
- March
2021
ホタルイカ。
春を感じさせる食材の一つですね。
生ワカメやウドと一緒に、酢みそでいただくのが大好きですが、今回はもっと主役に!洋風のおもてなし料理にと考えてみました。
特別な調味料やだしを使わなくてもおいしい炊き込みご飯が出来上がります。
ぜひ、お試しください!
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!
ホタルイカの寿命はどのくらいでしょうか?
- ①1週間
②1ヶ月
③1年
新物ボイルホタルイカが並ぶ(魚信MIDORI長野店)
ホタルイカは、ホタルのように美しい発光をすることからその名が付けられました。ホタルイカが発光する理由は、光で敵から身を守るため、光で仲間と会話をするためなどと言われていますが、発光の全容は解明されておらず、未だ多くの謎に包まれた神秘的な生き物です。
ホタルイカといえば富山県の名産物として有名ですが、夜の富山湾で行われる幻想的な網揚げの光景は観光名物にもなっています。毎年3月~6月にかけて数百万匹の大群で海岸近くまで押し寄せるのは富山湾独特の珍しい現象で世界でも他に例がなく、富山湾の富山市から魚津市にかけての沿岸域は「ホタルイカ群遊海面」として国の特別天然記念物に指定されています。
ホタルイカは回遊性の1年魚で富山湾には産卵の時期にやってきます。孵化するまでに約2週間程度かかり、その後成長を続け、翌年2月頃に交接シーズンを迎え、再び4~5月頃に産卵し、その一生を終えると考えられています。ということで、ととクイズの正解は③でした。
「富山湾ほか日本海で旬を迎えるホタルイカはふっくらしてとても甘く、食卓に春を届けてくれます」と「魚信MIDORI長野店」の朝場さん。ホタルイカは内蔵ごと食べるイカなので栄養豊富。特にビタミンAの含有量は魚介類の中でもトップクラスです。小さいながら、おいしさも栄養も抜群のホタルイカをぜひお召し上がりください。