サワラのごまみそ焼き
- 2
- February
2021
サワラをどうやって調理したらいいのか?ちょっと迷われる方は多いかと思います。脂がのって身もふっくらとして、とてもおいしい魚ですが、あまりなじみのない方もいるかもしれませんね。
塩焼き、照り焼き、酒蒸しなどなんでもオッケーですが、西京みそで漬けたものは有名です。
今回はお手軽で、懐かしい味の春らしいレシピをご紹介します。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!
「サワラの値段は○○で決まる」と言われるほど、サワラを珍重している県は?
- ① 大分県
② 岡山県
③ 三重県
サワラの切り身やお造りが並ぶ(魚信MIDORI長野店)
サワラは漢字で書くと「鰆」となり、魚へんに「春」と書くことから、春を代表する魚のように思われがちですが、回遊魚のため旬は地域によって異なります。瀬戸内海や関西では春に旬を迎えますが、関東では冬が旬といわれ「寒サワラ」として好まれています。ちなみにサワラの語源は、その細長い体形から、腹の狭い魚を意味する「さ(狭)」「はら(腹)」だとされています。
西日本で好まれ、特に岡山県で非常に珍重されている魚で、「サワラの値段は岡山で決まる」と言われるほど。「ばら寿司」などの岡山県の郷土料理や、豊漁の祝い料理に欠かせない魚です。ということで、ととクイズの正解は②でした。
サワラは良質のたんぱく質やビタミンB2・D、ナイアシンを含み、中でもカリウムを多く含んでいます。カリウムは体内の余分なナトリウムの排泄を促し、血圧上昇を抑制する働きがあるため、高血圧に効果があります。さらに、生活習慣病を予防する働きがあるDHAやEPAも豊富です。
「産卵前の1月から2月に旬を迎え、脂がのっておいしいです。塩焼きや西京焼きが定番ですが、オイルとの相性が良いので洋風メニューにもおすすめです!」と「魚信MIDORI長野店」の朝場さん。ぜひ様々なお料理でお召し上がりください。