アサリとナバナのペペロンチーノスパゲティ
- 3
- March
2020
旬のアサリのおいしさを存分に味わうスパゲティです。
口が開くときに出る汁をスパゲティにちゃんとからめて、アサリの風味いっぱいのスパゲティにしましよう。
春を感じるナバナと合わせるととても季節感が出て、おしゃれになります。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!
アサリの語源は次のうちどれでしょうか?
- ① 比較的海の「浅い」ところに生息しているため
② 海辺で手軽に獲れることから「漁る(あさる)」が転じたため
③ アサリの「サリ」は「砂利」のことで砂利の中にいる貝を意味するため
二枚貝の代表格である「アサリ」は、古代から日本で食用とされており、貝塚からはアサリの貝殻が多く出土されています。全国の遠浅の海で獲れ、春の潮干狩りは手軽に楽しめるレジャーとして親しまれるなど、日本人にとって古くからなじみが深い貝です。
アサリは漢字で書くと「浅利」「浅蜊」となります。アサリの語源は諸説ありますが、①成貝は深くても水深1mあたりまでと比較的海の浅いところに生息していることから、②アサリのような浅瀬に生息する貝や魚を獲る行為から生まれた「漁る(あさる)」という言葉が転じたから、③アサリの「サリ」は「砂利」のことで砂利の中にいる貝を意味することから、などと言われています。ということで、ととクイズの正解は3つ全てでした。
アサリの殻の模様は生息する場所で様々に異なり、ひとつとして同じ模様をしたものはないといわれるほど千差万別ですが、味は産地によって大差はないようです。アサリはタウリンを多く含み、血中コレステロールの低下、肝機能低下の予防に効果が期待されます。また貧血を予防する鉄分・銅・ビタミンや、骨粗しょう症を防ぐカルシウム、味覚障害を予防する亜鉛なども豊富に含まれています。さらに、貝類のうま味成分である「コハク酸」が他の貝類に比べて非常に多く含まれていますので、ぜひ様々な料理でおいしくお召し上がりください。