サンマとジャガイモのガレット
- 9
- September
2019
サンマが出まわってくると、秋を感じますね。
サンマはそんな風に季節を感じさせてくれる食材でもあります。
年によって収穫量にも差があるのは自然の恵みだからしょうがないですね。
今年はどうなるのでしょう?
さて、今回は、少量でもみんなでサンマを楽しめるおしゃれなレシピを紹介します。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!
サンマの語源となった言葉は次のうちどれでしょうか?
- ①狭真魚(サマナ)
②沢魚(サワンマ)
③祭漁(サイラ)
秋の味覚の代表格である、サンマ。サンマは100%天然で、しかも全てが国産という今どき珍しい、非常に貴重な魚です。鮮魚、解凍もの、加工品と1年を通してスーパーなどでサンマを見かけない日はなく、私たちの生活に密着した国民的な魚といえます。
今でこそ刺身もスーパーに並ぶようになりましたが、生食されるようになったのは1900年代の後半以降とごく最近のこと。漁船設備や流通、運搬技術などの発達によって、産地から遠く離れた場所でも新鮮で美味しいサンマを食べられるようになりました。また、急速冷凍などの冷凍技術の進歩により、旬の美味しい時期に獲れたサンマを1年中美味しく味わうこともできるようになりました。
サンマの語源は、細長い魚を意味する「狭真魚(サマナ)」の音が転訛したとする説、大群で泳ぐ習性があるため「大きな群れ」を意味する「沢(サワ)」と「魚」を意味する「マ」で「沢魚(サワンマ)」となった説、大漁祈願の供物「祭漁(サイラ)」から転じたという説など諸説あります。ということで、ととクイズの正解は3つ全てでした。ちなみに漢字で「秋刀魚」と書くのは、形も色も刀に似ていて、秋に獲れる刀のような魚ということからです。
新鮮で脂ののったサンマは身にパリッとした張りがあり、ずんぐりと太っています。また、口先が黄色いものは脂がのっている証拠です。ぜひ旬の美味しさをご堪能ください。