カキとジャガイモのスキレット仕立て
- 2
- February
2019
今が旬のカキ。カキフライで召し上がる方はとても多いと思います。
カキの旨味をギューと閉じ込められるフライ仕立ては、定番ではありますが、だからこそのおいしさです。
今回は、おしゃれなミニフライパン、「スキレット」に盛り付けます。スキレットを温めておくので、カキフライやジャガイモが冷めるのを防いでくれます。そのまま食卓にどうぞ。
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カキはさまざまな栄養素が高水準でバランスよく含まれているため、「海の○○○」とも呼ばれていますが、○○○に入る食材は何でしょうか?
- ①たまご
②アボカド
③ミルク
カキは世界で100種類以上もいるとされ、日本周辺でも20種以上が生息しています。日本で食べられているおもなカキは「マガキ」と「イワガキ」で、マガキは冬が旬、イワガキは夏が旬と言われていますが、日本で流通しているカキの大半は養殖のマガキで、天然もののカキは漁獲量が限られているため流通量が少なく大変希少です。
カキは古来より重要な食用貝であり、縄文時代の貝塚からカキの殻が発見されたことから、日本では縄文時代から天然のカキをとって食べていたと考えられています。その後、室町時代の終わり頃から初めてカキの養殖が始まったとされており、現在では広島県がカキの生産量全国第1位です。
そんなカキの魅力は、何といっても栄養の豊富さです。カキはたんぱく質や脂質、糖質をバランスよく含み、さらにはカルシウム、リン、鉄や銅などのミネラルやビタミン類も豊富に含んでいます。この栄養に富むカキは栄養豊富な牛乳に匹敵すると考えられ、「海のミルク」とも呼ばれてきました。ということで、ととクイズの正解は③でした。
店頭では殻を剥いてパックに入っている「生食用」と「加熱用」のカキが売られており、加熱調理にも「生食用」の方がいいと思われがちですが、「生食用」は殺菌、洗浄処理をしているため、加熱するなら「加熱用」の方がオススメです。ぜひおいしくお召し上がりください。