浜このみオリジナル 旬のととレシピ&とと百科

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ブリ大根

ブリ大根

  • 12
  • December
    2018

ブリ大根といえば、ブリの旨味が厚切り大根にしみた、煮物風のものを思い浮かべますが、今回は、あっという間にしっかり味がしみたブリ大根が出来る、夕飯お助けレシピです。

なぜ短時間にできるかといえば、薄くスライスした大根を使うからです。

ブリの旨味がしっかりとしみているのは、いつものブリ大根と同じです。

ブリ大根のレシピはこちら

お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!

とと百科ととクイズ

次のうち日本で実際に養殖されているブリはどれでしょうか?

  •  ①かぼすブリ
     ②オリーブぶり
     ③チョコブリ

ブリは漢字で魚へんに「師」と書くように、師走(12月)の今が最もおいしい季節です。ブリは成長によって名前が変わる出世魚として有名ですが、古くから年取り魚などとして伝統行事に用いられ、日本人の生活に深く浸透している魚です。

年取り魚は糸魚川静岡構造線(地層の大断層線)の東西で分かれるとされ、西日本ではブリ、東日本ではサケが主流です。ちなみに、長野県内では松本エリアを境に北でサケ、南でブリを食べる習慣があると言われています。

近年では日本各地でブリの養殖が盛んに行われており、大分県が日本一の生産量を誇る「かぼす」をエサに混ぜて養殖した「かぼすブリ」や、香川県で県花・県木の「オリーブ」の葉の粉末をエサに混ぜて育てられた「オリーブぶり」、愛媛県が開発したエサに「チョコレート」を混ぜて養殖した「チョコブリ」など、様々なブランドの養殖ブリが誕生しています。ということで、ととクイズの正解は3つ全てでした。

ブリは良質のたんぱく質、脂質を豊富に含み、脳を活性化させるDHAや血栓などを防ぐ働きをするEPAも豊富に含んでいます。また、魚類の中ではビタミンB1とビタミンB2が多いのも特徴で、不眠症や疲労感の緩和、中性脂肪を下げる、皮膚を健全に保つなどの効果が期待できます。さらに、血合部分には貧血防止に有効な鉄や、肝機能を強化するタウリンが多く含まれており、健康な体を維持するのに役立ってくれる魚です。脂がのって一番おいしい今の時期にぜひたくさんお召し上がりください。

ブリ大根のレシピはこちら

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