浜このみオリジナル 旬のととレシピ&とと百科

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秋鮭の香草焼きキノコソース

秋鮭の香草焼きキノコソース

  • 10
  • October
    2018

店頭にきれいなサーモンピンクの秋鮭が並ぶようになりました。
鍋に入れても、ホワイトソースと合わせても、大変おいしく召し上がれます。今回はガーリックオイルたっぷりのキノコソースに合わせて、さらにちょっと香草をきかせました。一皿で丸ごと秋の味覚を楽しめます。

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お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!

とと百科ととクイズ

サケの中で初夏に水揚げされるものは何と呼ばれているでしょうか?

  •  ①トキシラズ(時不知)
     ②ケイジ(鮭児)
     ③メジカ(目近)

サケは日本の川で生まれたのち海に下り、アメリカやロシア近くの海まで行って大きくなり、3~4年後の産卵期の秋に卵を産むために再び自分の生まれた川に戻ってきて一生を終えます。これを母川回帰(ぼせんかいき)といいますが、なぜ遠い北の海から自分が生まれた川に戻ってこられるのか、そのメカニズムには未だ多くの謎が残されています。

サケは世界中で食べられていますが、日本での消費量は世界の漁獲量の多くを占めるといわれているほどサケ好きの日本人。なかでも日本人が最も多く食べているサケが「シロザケ(白鮭)」です。シロザケは漁獲時期や成熟度によって呼び名が変わりますが、秋に産卵のために再び生まれた川へと帰ってきたものを「秋鮭(秋味)」と呼びます。一方、初夏に水揚げされるものは「トキシラズ(時不知)」と呼ばれ、産卵期以外の時期に獲れる季節外れのサケの呼称です。ということで、ととクイズの正解は①でした。

ちなみに、秋鮭に混じって成熟前の状態で漁獲された若いサケは「ケイジ(鮭児)」と呼ばれる超高級魚です。また、成熟途中で鼻の曲がりが少なく、目と口の間の長さが短いサケは「メジカ(目近)」と呼ばれています。
  
天然のサケは、高たんぱく・低脂肪でヘルシーな食材です。秋鮭のタンパク質は他の魚肉よりも消化・吸収が良いことで知られており、お子さんからご高齢の方まで、どなたにも最適な魚です。体によくて美味しい天然の秋鮭を、ぜひお召し上がりください。

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