タコとセロリのマリネ
- 7
- July
2018
タコの消費量、日本が世界一ってご存知でしょうか？タコが大好きな国民なんですね。今回は作り置きもできて、パスタやパンにも合わせられる、夏にぴったりの「タコとセロリのマリネ」をご紹介します。１日おくとトマトのうま味が出てさらに美味しくなります。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に！
主に関西地方では梅雨の終わり頃の「半夏生(はんげしょう)」にタコを食べる風習がありますが、その由来は次のうちどれでしょうか。
- ①農作物の豊作を祈願するため
②夏に向けてスタミナをつけるため
③梅雨明けを願うため
日本のタコの消費量はなんと世界１位で、日本人の食生活には欠かせない存在ですが、海外では「デビルフィッシュ（悪魔の魚）」と呼ばれ、食用にしない国も多くあります。主に関西地方では「半夏生(はんげしょう)」（今年は７月２日）にタコを食べる風習があり、田植えを終えた農家がタコを捧げて「タコの足のように四方八方にしっかりと稲が根を張りますように」「タコの吸盤のように稲穂がたくさん実りますように」と豊作を祈願したことが由来とされています。とうことで、ととクイズの正解は①でした。
タコは低脂肪、低カロリー、高タンパクな食材ですので、ダイエットに適しています。また、ビタミンＡの吸収を促す亜鉛も多く含まれています。亜鉛には細胞を新しくする働きがあり、たんぱく質の合成や骨の発育を促進しますので、成長期のお子様にも欠かせない栄養素です。さらに、タウリンも豊富に含まれています。タウリンには血液中のコレステロール値や血圧を下げる作用や、肝臓の機能を高めてアルコールの分解を助ける効果があるとされていますので、お酒を飲まれる方にもオススメの食材です。
店頭では茹でた状態の「茹でダコ」として販売されていることが多いですが、
タコの旨味成分は加熱することで強くなりますので、茹でダコをお刺身で食べるときにも、軽く湯通しすると旨味が強くなり美味しくお召し上がりいただけます。ぜひお試しください。
