浜このみオリジナル 旬のととレシピ&とと百科

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サンマのナス挟み揚げ

サンマの開きを使って

サンマのナス挟み揚げ

  • 9
  • September
    2016

サンマの塩焼き、おいしいですよね!
この時期、同じようにおいしいものといえば、秋ナスでしょうか。
今回は旬のおいしものを組み合わせた一品です。
ナスにサンマのおいしさが加わった秋の揚げ物です。

サンマのナス挟み揚げのレシピはこちら

お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!

とと百科ととクイズ

サンマは他の魚とは違い、体のある部分がありません。そのある部分とはいったいどこでしょう。

  • ① 胃
    ② うろこ
    ③ 腸

秋の味覚の代表格である“サンマ”。長野県はサンマの年間消費量が1人あたり5.1匹と水揚げされる北海道や東北地方の各県に次いで全国第6位。海なし県にも関わらず、長野県民はサンマを多く消費しています。

そんなサンマですが、頭、尻尾、骨を除くと全ての部位を食べることができる、非常に栄養価の高い魚です。サンマには必須アミノ酸が全て含まれた良質なたんぱく質、骨や歯の材料になるカルシウムや全身の細胞に酵素を運ぶために必要な鉄分なども豊富に含まれています。また、サンマの脂肪には、血中中性脂肪を減らしたり血栓をできにくくするドコサヘキサエン酸(DHA)やイコサペンタエン酸(IPA)などの脂肪酸も多く含まれています。中でもサンマの内臓にはビタミンや鉄分、カルシウムが豊富に含まれているため、焼いてサンマを食べる際は身だけでなく、内臓も食べるようにしましょう。サンマは動物性プランクトンしか食べないため、食べた物の消化にあまり時間がかかりません。そのためサンマの消化器官は、私たち人間や他の魚などにはある“胃”がなく腸しかありません。そのため、比較的苦みが少なく美味しく食べることができます。ととクイズの正解は①胃になります。

脂ののったサンマを焼いて食べる際に手間なのが骨を取ることですよね。その骨が簡単に取れてしまう裏技をご紹介します。やり方は非常に簡単。焼く前の生のサンマのエラと尻尾に包丁で切り込みを入れるだけ。この時に注意してほしいのが骨まで切らずに身だけ切るということ。焼き上がったら尻尾を切りとって、サンマの頭の首元を手や箸で引っ張るだけ。すると、サンマの頭からすーっと骨がほとんど残ることなく簡単に抜けていきます。
脂ののったサンマを焼いて食べる際にはぜひ、お試しください。

サンマのナス挟み揚げのレシピはこちら

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