マイワシと野菜の中華風レンジ蒸し
- 6
- June
2015
イワシなど、青魚は身体にはいいと知ってはいるけれど...と食べ方のマンネリに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回紹介する中華風レンジ蒸しは、イワシと野菜を同時にたっぷりと食べることができ、しかも簡単。最後にアツアツのゴマ油をジュワジュワ!と掛ければ、レンジ加熱したマイワシがさらにおいしく、本格的な味になります。
大皿で作れば、もてなしの一品にもなりますね。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!
6月~7月にかけて無数のイワシが南極水域から南アフリカ東沿岸を流れる暖かい海流を目指して一斉に北上するイワシの大群がやってきます。10億匹以上のイワシが織りなすこの自然現象を何というでしょう。
- ① サークルホール
② サーディンラン
③ イワシボール
日本で「イワシ」というと、主にマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3種類に分けられます。マイワシには、体の表面に7つ前後の黒い斑点があるので、他のイワシと簡単に見分けることができます。
春先からの水温の上昇とともにエサをたくさん食べるようになり、梅雨の頃には、産卵にむけて脂肪を蓄えているため、一番脂がのっています。そのような時期に獲れるイワシは「入梅いわし」又は「梅雨いわし」と呼ばれています。
イワシにはDHAやEPAがたくさん含まれており、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果があるといわれています。
鮮度の良いイワシの見分け方は、大きさに問わず、頭が小さく、胴体が丸みを帯びているのが脂ののっているイワシ。さらに体に張りがあり、黒い斑点がくっきりとしているとおススメです。
イワシは食べて美味しいだけでなく、見ても美しい魚です。イワシは群れで行動しており、遊泳力は非常に高い魚です。何万匹、何億匹が塊となって敵から身を守ります。毎年6月~7月にかけて無数のイワシが南極水域から南アフリカ東沿岸を流れる暖かい海流を目指して一斉に北上するイワシの大群がやってきます。10億匹以上のイワシが織りなすこの自然現象を「サーディンラン」といいます。よってととクイズの答えは②サーディンランですね。
そのイワシを求め、上空からは幾度となくダイブを繰り返すカツオドリの大群、水中からは数百匹のイルカやサメ、時にはクジラも捕食に参加する壮大な海中スペクタクルが繰り広げられており、その光景はまさに自然の驚異。とても神秘的な光景を見ることができます。日本の水族館でもイワシの大群のショーを行っているところもありますので是非見てみてください。