カレイと焼き豆腐の煮付け
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- January
2025
今回は煮魚を紹介しますが、豆腐やキノコなど、具材をたっぷり入れて1皿で栄養満点に仕上げました。子持ちカレイは特に食べ応えがあるので、スーパーなどで見かけたらぜひお試しください。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!
カレイはその見た目に関連した漢字があてられていますが、それは次のうちどれでしょうか?
- ① 鮃
② 鯒
③ 鰈
カレイは、魚の中でも非常に種類が多い魚と言われており、全世界で100種類以上、日本周辺海域には約40種類が分布しています。多くの種類があるので、春から夏にかけて旬を迎えるカレイや、秋から冬にかけて旬を迎えるカレイなど様々ありますが、カレイが出回る量自体は、今の時期が非常に多くなります。
体の左側に眼があるヒラメと判別するため「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、お腹を手前に置いたときに、右側に頭がくるのがカレイです。ただし、種類や産地、個体によって、左に頭がくるものもあり、絶対ではありません。また、カレイは形や様子が「木の葉」を思わせることから、鰈という漢字があてられています。ということで、ととクイズの正解は③でした。ちなみに①は「ヒラメ」で、②は「コチ」と読みます。
カレイは身離れが良く、脂肪は少なめ、栄養価が高いのでな白身魚ですので、ダイエット食材としておススメです。また、繊維たんぱくが大半を占めるためにほぐれやすく、加熱してもかたくならない消化、吸収の良い食材ですので、体調がすぐれない時の食事にも向いています。「寒くなるこの時期、クロガレイを中心にスーパーの店頭に生や冷凍の切り身が並びます。温かい料理にとてもよく合うお魚ですよ」とマルイチ産商長野支社鮮魚課の深谷さん。ぜひ旬のカレイをお召し上がりください。