マダラとブロッコリーのグラタン
- 11
- November
2023
マダラは、これからの鍋料理には欠かせないものですが、あっさりとして淡泊なマダラは、洋風料理にもぴったりです。濃厚なホワイトソースでマダラのおいしさが引き立ちます。寒い日にぴったりの一品です。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に！
次の内「タラ」に語源がある言葉はどれでしょうか？
- ①でたらめ
②たらふく
③やたら
タラは世界的に流通している白身魚で、日本だけでなく欧米でも人気の高い魚です。日本で漁獲される主なタラ類は、マダラ、スケトウダラ、コマイの３種類ですが、単にタラというとマダラを指すことが多いです。マダラは漢字で「真鱈」と書くとおり、雪の降り始める冬に旬を迎えます。
タラは胃袋が大きく、どん欲に何でも食べる大食漢で、ぽっこり膨らんだお腹が特徴。たくさんたべてお腹がいっぱいな様子を「たらふく（鱈腹）」食べると言いますが、このことに由来しています。といことで、ととクイズの正解は②でした！ちなみに「でらため」は出鱈目、「やたら」は矢鱈と漢字で書きますが、これはただの当て字なのでお魚としてのタラとは無関係な言葉です。
マダラはたんぱく質が豊富ながら脂肪分が非常に少ない高たんぱく低カロリーな白身魚なので、ダイエット食材としておすすめです。繊維たんぱくが大半を占めるため、ほぐれやすく、加熱しても固くならない消化・吸収に良い食材で、体調がすぐれないときの食事にも向いています。「これから年末に向けてタラは水揚げが増えていく時期となります。温かいお料理で大活躍しますので、これからの季節にピッタリです！」とマルイチ産商 長野支社 鮮魚課の深谷さん。旬のマダラを、ぜひ「たらふく」お召し上がりください。
