浜このみオリジナル 旬のととレシピ&とと百科

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サバ大学芋

サバ大学芋

  • 10
  • October
    2022

長野県では塩サバがなじみが強く、焼いて食べれば簡単という方も多いかもしれません。それに比べ生サバは、煮付けやサバみそなどが一般的な料理です。

今回はサバを甘辛い味付けにしたらおいしいのではないか?という思いから、「サバ大学芋」にしてみました。揚げない大学芋ですから手軽に作れます。

驚くほどおいしいので、ぜひ試してほしい一品です。

サバ大学芋のレシピはこちら

お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!

とと百科ととクイズ

サバは漢字で鯖と書きますが、由来はなんでしょうか?

  •  ①背が青(靑)い魚だから
     ②食べると顔が青くなるから
     ③マサバは小さいため、未熟を意味する「青」を使ったから

日本で流通しているサバは大きく分けて、マサバ・ゴマサバ・タイセイヨウサバの3種類ですが、一般的にサバというと「マサバ」を指すことが多いです。そんなマサバは、産卵期を4月から6月に終えた後、冬に備え餌をたくさん食べて脂肪を蓄えるため、10月から11月にかけては特に脂が乗っているほか、旨みがあり一年で最もおいしい時期とされています。

マサバは背が青いことから、漢字では魚編に青(の旧字体)で「鯖」と書きます。漢字が表す通り、マサバは青魚に分類され、青魚に多く含まれる脂質に富み、中でも多価不飽和脂肪酸が群を抜いて多く含まれています。EPAやDHAに代表される多価不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やす働きがあるため、動脈硬化の予防や高血圧などの生活習慣病から身体を守ってくれます。ということで、ととクイズの正解は①でした!ちなみに、下処理不要で手軽に食べられるサバ缶は、サバの身はもちろん、缶詰の汁にもDHAが豊富に含まれているので、汁ごと調理すると旨味も栄養もとることができますよ。

「マサバは秋から脂がのっておいしくなり、さらに体に良いとされるEPAなどの栄養素が特に豊富になります。定番の味噌煮のほか、焼いても揚げてもおいしい旬のマサバをご賞味ください」と魚信 MIDORI長野店の朝場さん。ぜひ、旨みも栄養もたっぷりの秋サバを食べて、健康増進に努めてみてはいかがでしょうか。

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