シラスとアスパラのそばパスタ
- 5
- May
2022
シラスとそばの相性がこんなにいいとは?驚きのおいしさです。少しカリカリにシラスを炒めても、生のまま白さを残してもどちらでもいいでしょう。
シラスというとご飯との相性は言うまでもありませんが、そばパスタをぜひお試しください。
お魚のうんちくやおいしい話で、お魚をもっと身近に!
シラスは、どの魚の稚魚でしょうか?
- ①イワシ
②ワカサギ
③サバ
誰もが一度は目にしたことがあるシラスですが、実は「シラス」という種の魚は存在しません。シラスとはアユやウナギ、イワシ、ニシンなどの白い透明な稚魚に対して用いられる総称で、特定の魚を指す名前ではありません。しかし、一般的にシラスとして販売され、普段私たちが食しているのは主にカタクチイワシの稚魚です。マイワシやウルメイワシの稚魚もシラスとして流通していますが、量としてはカタクチイワシの稚魚が最も多く流通しています。ということで、ととクイズの正解は①でした!
そんなシラスですが、多くは「釜揚げシラス」「シラス干し」「ちりめん」などの加工品として流通しています。これらはシラスの乾燥度の違いによって呼び名が変わり、水揚げされたばかりのシラスをふっくら茹で揚げたものを「釜揚げシラス」、茹でたシラスを天日干しや乾燥機で乾燥させたものを「シラス干し」、さらに乾燥させて硬めに仕上げたものを「ちりめん」と呼んでいます。水分量が多い釜揚げシラスは長期の保存が難しいため、旬のこの時期に流通が集中します。
シラスには骨形成に不可欠なビタミンDとカルシウムが豊富に含まれています。さらに、カルシウムの吸収を助けるマグネシウムも含まれているので、健康な体づくりにおすすめしたい食材です。「イワシの産卵が活発になる5月頃と10月頃がシラスの旬とされています。旬のシラスは生でもフワフワの釜揚げでもおいしく、ごはんによく合います!」と魚信長野MIDORI店の朝場さん。ぜひ様々なお料理でお召し上がりください。