浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ
浜このみプロフィール
浜このみ
クッキングコーディネーター
Konokonoキッチンスタジオ主宰
新聞社勤務をへてフリーライターに。
料理取材、料理本の編集、コラム等を手掛けるなど「食とメディア」のコーディネートを中心に仕事の場を広げる。
最新刊として「このみのベジめし」(信濃毎日新聞社)。その他著書多数。
「週刊まつもと」、「週刊いな」、「週刊いいだ」、「週刊さくだいら」「週刊すわ」「長野市民新聞」等でレシピを連載。
ブログは「簡単、おいしい、オシャレなブログ」(マルイチ産商ホームページ内)。「食育」、「地産地消」、「加工食品」、「農産物」、「絵本を食で読み解く」等をテーマに講演多数。
長野放送「土曜はこれダネッ!」レギュラー出演。他テレビ番組、CM等に出演。
清泉女学院短期大学公開講座&こども食堂をコーディネート。
塩尻市出身、長野市在住。
2022.02.01
今が旬 ホタテの稚貝を食べましょう①
スーパーなどで最近見かける、ホタテの稚貝。ホタテが成長する際に間引いたもので、リーズナブルな価格なのに、とても美味しい貝です。下処理やレシピなどを掲載していきます。
まずは、とてもいい出汁が出る、ホタテの稚貝のだしを利用するための下処理と、それを使った炊き込みご飯です。
↑ホタテの稚貝 ↑①まずたわしなどで、殻をよく洗います
↑②フライパンに酒を入れて酒蒸しにします ↑③ふたをして貝の口を開かせます
↑④ホタテを貝から取り出します ↑⑤煮汁は茶こしなどで一度こします
↑⑥米に煮汁を入れます ↑⑦ホタテや具材を米の上に
↑⑧炊きあがり ↑完成です。稚貝の味噌汁をそえて
炊き込みご飯のレシピ
■稚貝の下処理
▼煮汁を使う場合
流水にさらしながら、たわしを使って、一つ一つ丁寧に洗う。この時、ぬるま湯を使うと、貝の口が開いて、中まで綺麗になる。殻についている白いウネウネは、洗っても取れないが、健康に害はない。
稚貝は煮出した時の汁がおいしいので、この汁を使いたい場合は、フライパンに稚貝を並べたら(200~300グラム)、水、日本酒、白ワインなど(1カップ)を入れてふたをして、貝が開くまで加熱する。貝を取り出し、殻と中身に分ける。残った煮汁は茶こしなどを使ってこす。
※ホタテについている黒い部分が気になる場合は、手で取り除く。
おいしい煮汁を使って
☆稚貝の炊き込みご飯
▽材料(4人分)
貝殻付き稚貝 300グラム(下処理をする)
米 3合(洗っておく)
稚貝の煮汁+水で炊飯器の目盛りまで水をいれる
●調味料
- しょうゆ 大さじ4
- みりん 大さじ1
- 塩 小さじ2分の1
●具材
- にんじん 50グラム(千切り)
- 生しいたけ 2個(薄切り)
- 生姜 1かけ(千切り)
- 刻み油揚げ 50グラム
- 茹でたキヌサヤ 適量(千切り)
▽作り方
①炊飯器のかまに、米を入れて、稚貝の煮汁を入れ、足りない分は目盛りまで水を入れる。調味料を加え、全体をよく混ぜる。
① その上に稚貝のホタテ、とキヌサヤ以外の具材をのせ、普通に炊く。
② 器に盛り、キヌサヤを散らす。
★ワンポイント
稚貝の煮汁がおいしい出汁になり、とてもおいしい炊き込みご飯ができます。ショウガもアクセントになるので、ぜひ入れて欲しいです。他の具材は何を使ってもいいでしょう。