浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ
浜このみプロフィール
浜このみ
クッキングコーディネーター
Konokonoキッチンスタジオ主宰
新聞社勤務をへてフリーライターに。
料理取材、料理本の編集、コラム等を手掛けるなど「食とメディア」のコーディネートを中心に仕事の場を広げる。
最新刊として「このみのベジめし」(信濃毎日新聞社)。その他著書多数。
「週刊まつもと」、「週刊いな」、「週刊いいだ」、「週刊さくだいら」「週刊すわ」「長野市民新聞」等でレシピを連載。
ブログは「簡単、おいしい、オシャレなブログ」(マルイチ産商ホームページ内)。「食育」、「地産地消」、「加工食品」、「農産物」、「絵本を食で読み解く」等をテーマに講演多数。
長野放送「土曜はこれダネッ!」レギュラー出演。他テレビ番組、CM等に出演。
清泉女学院短期大学公開講座&こども食堂をコーディネート。
塩尻市出身、長野市在住。
2015.02.17
信州サーモンのルーツをたずねる旅
長野市民新聞、旬のととレシピの3月のテーマは長野県を代表する食材の一つ、「信州サーモン」です。
そこで、マルイチ産商の竹松明子さんと一緒に、信州サーモンを養殖している養魚場に取材に行くことになりました。
目指すは木島平にある、児玉養魚場。雪も降ったばかりで、さぞかし雪深いだろうと想像はしていましたが、さすが雪になれた土地柄、その雪対策にもびっくりしました。
まず、私が写真におさめているのは、この道です。
まるで川のようですが、これは道で、湧水を使っての融水ということになります。
そして、たどりついた、信州サーモンの池。
本当に美しい景観、綺麗な水のなかに信州サーモンがいました。
そして、詳しいお話は、児玉養魚場の児玉社長のご自宅で。
別件でちょうど訪れていたマルイチ産商の小林さん、上原さんもまじえて、素敵なお話を伺うことができました。
取材する竹松明子さんと、児玉善郎社長。
お話のなかで、一番心に残ったのは、信州サーモンが誕生したことで、養魚をやめようと思っていた人たちが、もう一度やる気になり、さらに、それを受け継ごうという後継者も出てきたということ。
ただ美味しいとか美しいだけでなく、信州サーモンの登場は、多くの人の人生をも変えることになったのだそうです。
そして、児玉養魚場の3代目になる児玉隼人さん。↓
私が持っているのはまぎれもない信州サーモン。
出荷直前の信州サーモンです。↓
ちょっと大き目で2キロ以上はあるそうです。
外見からは想像できないくらい美しい色にびっくり。
私も今まで、レストランの定番メニューとして、お刺身で使っていたのですが、実際に、どう育てられているのかをみることができ、信州サーモンもやはり、信州の美しい自然の恵みなのだということを実感しました。
海なし県の信州なのに、作り手の真摯な情熱と自然の恵みで、こんなにおいしい魚が食べられるんだなーということに、ものすごく感激した、女二人旅でした。