浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ
浜このみプロフィール
浜このみ
クッキングコーディネーター
Konokonoキッチンスタジオ主宰
新聞社勤務をへてフリーライターに。
料理取材、料理本の編集、コラム等を手掛けるなど「食とメディア」のコーディネートを中心に仕事の場を広げる。
最新刊として「このみのベジめし」(信濃毎日新聞社)。その他著書多数。
「週刊まつもと」、「週刊いな」、「週刊いいだ」、「週刊さくだいら」「週刊すわ」「長野市民新聞」等でレシピを連載。
ブログは「簡単、おいしい、オシャレなブログ」(マルイチ産商ホームページ内)。「食育」、「地産地消」、「加工食品」、「農産物」、「絵本を食で読み解く」等をテーマに講演多数。
長野放送「土曜はこれダネッ!」レギュラー出演。他テレビ番組、CM等に出演。
清泉女学院短期大学公開講座&こども食堂をコーディネート。
塩尻市出身、長野市在住。
2013.07.06
今日の仕事
我が家には梅の木が1本あります。
今年は生り年らしく、たわわに梅がついていました。。
どんどん黄みを帯び、そして、一つ、また一つと、おいしそうな梅が落下。
早くとらなければと思いながらも、その後の処理の時間を考えたりすると、なかなか梅に向かい合えずにいました。
でも、今日が限界。今日は梅の日。と覚悟を決めて梅を収穫。
なんとと量ってみたら12キロ。
5キロはもらってくださるお友達にプレゼント。
残り7キロは、ぜーーーーんぶ梅ジャムにしました。
完熟梅のジャムですから、きれいな黄色。あんずジャムと間違えそうです。
そして、ただジャムを作っただけでは、仕事がら、仕事になりません。
今年は砂糖をいろいろに変えてみました。
一番右はビート糖(てん菜糖)、真ん中はきび砂糖、そして左はグラニュー糖です。
砂糖を変えただけで色も違い、もちろん味わいも違っています。一番さっぱりで酸味が残るのがビート糖、きび砂糖は味わい深く、グラニュー糖はくせのない優等生のおいしさです。
そして、種のびんというのも作りました。↓種だけを集めました。
梅の周りをきれいに落とそうとすると時間も手間もかかるのに、おいしさもなくなってしまうので、わたし専用でいただきます。
「こんなにたくさん作ってどうするの???」と思われるかもしれませんが、
ジャムは料理に使うのにとても便利なんです。
そこで、できたての梅ジャムを使って。ゴマサバの味噌煮を作りました。
想像以上のおいしさです。
ほのかな酸味があとに残ります。
砂糖の分をジャムに代えていただければと思います。
それからうれしい副産物もできました。
だし代わりに入れた昆布、臭み取りに入れたショウガの薄切り、
両方とも取り出さずに最後まで一緒に煮込んだら、おいしいみそ昆布とみそショウガになりました。
というわけで、ジャムは砂糖代わりに使うと料理の味がぐっとよくなります。
酢豚、豚肉のショウガ焼きなどもジャムを使うとおいしく作れます。
1年の大きな仕事がすんだという感じです。ジャムのびんをみながら、一人で充実感にひたっています。