浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ
浜このみプロフィール
浜このみ
クッキングコーディネーター
Konokonoキッチンスタジオ主宰
新聞社勤務をへてフリーライターに。
料理取材、料理本の編集、コラム等を手掛けるなど「食とメディア」のコーディネートを中心に仕事の場を広げる。
最新刊として「このみのベジめし」(信濃毎日新聞社)。その他著書多数。
「週刊まつもと」、「週刊いな」、「週刊いいだ」、「週刊さくだいら」「週刊すわ」「長野市民新聞」等でレシピを連載。
ブログは「簡単、おいしい、オシャレなブログ」(マルイチ産商ホームページ内)。「食育」、「地産地消」、「加工食品」、「農産物」、「絵本を食で読み解く」等をテーマに講演多数。
長野放送「土曜はこれダネッ!」レギュラー出演。他テレビ番組、CM等に出演。
清泉女学院短期大学公開講座&こども食堂をコーディネート。
塩尻市出身、長野市在住。
2013.02.12
今、一番元気なのは、農村女性、魚村女性
最近の仕事のなかで、農村女性の皆様を対象にお話をさせていただく機会が多くなっています。
農村女性の皆さんはとにかく働き者。
農繁期は農業に、さらに農閑期には農産物直売所で販売するような、お菓子、漬物、飲物、みそ、しょうゆなど、いろいろなものを手作りしています。
そんな活動を次の世代にぜひ伝えてほしい!というのがわたしの願いです。
そのためにはどんな商品を作り、どんなパッケージにし、最終的にはどうやって仕事として成立させたらいいのか?そのためのアドバイスを中心にお話しています。
仕事になれば、次の世代は黙っていてもついてくる、と思っています。
そんな中、ヒット商品もたくさん出ていますが、わたしが特に気になっているのが、泰阜村の「柚子チョコレート」。オレンジピールのオレンジの代わりに、泰阜村特産の柚の皮が使われています。
今年のバレンタインにも使わせていただく予定です。
さて、農村に負けず元気なのが、魚村の女性です。
昨年11月、大分県で養殖されている「海の匠」ブリの取材で、大分を訪れたときも、
長野県の皆さんが農産物を加工品にするのと同じように、魚(えそ、あじなど)を加工品にして販売していました。「ごまだし」という商品です。
写真を見ればわかるように、食べ方もきちんと説明してあります。
そういうちょっとした親切が大切ですよね。
さらに、この商品はごまだしのうどんとして、いろいろなお店で食べることができるのです。
写真の中央に丸く盛られているのが「ごまだし」です。
「ごまだし」という、すごーい加工食品があるおかげで、名物うどんまでができるんですよね。
もちろん街おこしにもつながります。
次は3月に長野県の佐久地方の農村女性の皆様にお会いする予定です。