浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ
浜このみプロフィール
浜このみ
クッキングコーディネーター
Konokonoキッチンスタジオ主宰
新聞社勤務をへてフリーライターに。
料理取材、料理本の編集、コラム等を手掛けるなど「食とメディア」のコーディネートを中心に仕事の場を広げる。
最新刊として「このみのベジめし」(信濃毎日新聞社)。その他著書多数。
「週刊まつもと」、「週刊いな」、「週刊いいだ」、「週刊さくだいら」「週刊すわ」「長野市民新聞」等でレシピを連載。
ブログは「簡単、おいしい、オシャレなブログ」(マルイチ産商ホームページ内)。「食育」、「地産地消」、「加工食品」、「農産物」、「絵本を食で読み解く」等をテーマに講演多数。
長野放送「土曜はこれダネッ!」レギュラー出演。他テレビ番組、CM等に出演。
清泉女学院短期大学公開講座&こども食堂をコーディネート。
塩尻市出身、長野市在住。
2013.01.08
浜このみが見た、ブリ王国大分「海の匠」レポート③
昨年からの続き
マルイチ産商スペシャルの番組取材で(昨年11月取材、12月1日放送)、食に携わるものとして、いかに日常の食事が大切かを、ブリ「海の匠」から教わりました。
海の匠(愛称・うみたく)が食べているのエサは、イワシなどの生エサと飼料をまぜあわせたものです。このエサの質がいいことが、うみたくのおいしさ、美しさにつながっているのです。
陸揚げされたばかりのうみたく↑
イワシなどの生えさ↑
↑うみたくの飼料
しかも飼料の名前も「海の匠」。それにも驚きました。
飼料の中にはバナナポリフェノール等が入っていて、それが生臭さや変色を防ぐ役割を果たしています。
日本農産工業の伊賀上さん↑は、飼料の話をしながらそれを自分でもパクパク食べていました。
人間が食べても大丈夫な飼料と、人間が食べてもおいしい生エサを食べて育っているのが「海の匠」なんです。
人間は「食べもののお化け」なんていわれることがあります。
まさに、今まで食べてきたもので出来上がっていることは確かです。
そんなことを少し頭に入れておくだけで、日常の食卓に向き合う気持ちが変わってくるような気がします。