浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ
浜このみプロフィール
浜このみ
クッキングコーディネーター
Konokonoキッチンスタジオ主宰
新聞社勤務をへてフリーライターに。
料理取材、料理本の編集、コラム等を手掛けるなど「食とメディア」のコーディネートを中心に仕事の場を広げる。
最新刊として「このみのベジめし」(信濃毎日新聞社)。その他著書多数。
「週刊まつもと」、「週刊いな」、「週刊いいだ」、「週刊さくだいら」「週刊すわ」「長野市民新聞」等でレシピを連載。
ブログは「簡単、おいしい、オシャレなブログ」(マルイチ産商ホームページ内)。「食育」、「地産地消」、「加工食品」、「農産物」、「絵本を食で読み解く」等をテーマに講演多数。
長野放送「土曜はこれダネッ!」レギュラー出演。他テレビ番組、CM等に出演。
清泉女学院短期大学公開講座&こども食堂をコーディネート。
塩尻市出身、長野市在住。
2012.12.12
浜このみが見た、ブリ王国大分「海の匠」レポート②
かぼすの原木を見たり、みかん狩りを経験したところで、目指したのは、大分県佐伯市米水津(さいきしよのうず)。車中からの景色は山ばかり。長野県の景色とあまり変わりません。
そういえば、今まで大分県といわれて最初に思いつくのは「干ししいたけ」。山の幸でした。
ところが、この山にも恵まれた環境というのが、ブリの養殖にはとてもおおきなメリットがあったのです。
そんなお話をしてくれたのが、米水津はまち養殖漁業生産組合の淡路さん。
養殖歴34年のベテラン、まさに海の男です。
↑いよいよ船に乗ります
↑中央が淡路さん、左がマルイチ産商の経営企画部・竹松明子さん
淡路さんによると
「山の雑木のミネラルが、雨と一緒に海の中に流れ込み、それが海のミネラルと混ざる。米水津はいい魚を育てるにはとてもいい環境」なのだそうです。
海の魚を育てるのに、山の恵みが手助けをしているー。生まれて初めて聞いたお話でした。
いい魚を育てるには、まず山の整備を!という話を聞いたことがありましたが、まさにそういうことだったのですね。
(つづく)