浜このみの簡単!おいしい!オシャレなブログ
浜このみプロフィール
浜このみ
クッキングコーディネーター
Konokonoキッチンスタジオ主宰
新聞社勤務をへてフリーライターに。
料理取材、料理本の編集、コラム等を手掛けるなど「食とメディア」のコーディネートを中心に仕事の場を広げる。
最新刊として「このみのベジめし」(信濃毎日新聞社)。その他著書多数。
「週刊まつもと」、「週刊いな」、「週刊いいだ」、「週刊さくだいら」「週刊すわ」「長野市民新聞」等でレシピを連載。
ブログは「簡単、おいしい、オシャレなブログ」(マルイチ産商ホームページ内)。「食育」、「地産地消」、「加工食品」、「農産物」、「絵本を食で読み解く」等をテーマに講演多数。
長野放送「土曜はこれダネッ!」レギュラー出演。他テレビ番組、CM等に出演。
清泉女学院短期大学公開講座&こども食堂をコーディネート。
塩尻市出身、長野市在住。
2012.07.01
たけのこにはサバ缶
安曇野市に住む伯母が毎年この時期に送ってくれるのが、「淡竹(はちく)」です。
たけのこ料理をするたびに、長野県は広い!と感じます。
南信地方では「孟宗竹」が採れ、中信地方では「淡竹」、そして北信濃では「根曲がり竹」とたけのこも姿と時季を変えて登場します。
さて、この淡竹をどうやっていただこうかと思っていたら、
こんな素敵なプレゼントが...
まさかこの美しいラッピングの中身が「さば缶」だとは思いもしませんでしたが、
この2つを組み合わせるとすれば...
早速、淡竹とさば缶でみそ汁を作りました。
わたしは塩尻市の出身で、このみそ汁は長野市に来てから知ったものですが、
よく考えられているなーと毎年感心します。
そして、なぜ友人がさば缶をプレゼントしてくれたかと言うと、
この時季には、北信地方のスーパーからさば缶が姿を消すという瞬間があるからなんです。
わたしも何年か前にそれを経験しました。
さらに、長野県はさば缶の消費量が全国的にみても大変多いところだそうです。
(マルイチの社員の方から教えていただきました)
骨まで全部食べられるさばの缶詰は、長野県民には大変なじみの深いものです。
海なし県での先人の知恵でしょうか。
むしょうにさば缶を食べたくなるときがあるのは、そんなDNAを私も受け継いでいるからかもしれません。