すでに年末年始の料理を作っています。

12月にアップする予定のホームページのレシピのなかに、「ブリの酒粕煮込み」というのがあります。

これは、年末年始にかけて、長野県でも南信地域で食べるものなのだそうで実は私も初めてこの料理を知りました。

私の出身は塩尻市なので、お歳取りにブリを食べる地域ではあるのですが、塩焼きや照り焼きです。

この料理を教えてくれたのが、チームＢのメンバーの竹松明子さんです。

竹松さんのお宅やその周辺地域ではこれが定番のブリ料理。

同じ県とはいえ、食文化も幅広いです。

そういうわけで、私はこのブリの酒粕煮込みに初挑戦したのですが、これが、本当に皆さんが食べている料理と同じなのか、大変不安で、竹松さんと同じく南信地域出身のＨ子さんの二人に試食をしていただきました。

そのとき竹松さんが「浜さん、わたしのなかで今、除夜の鐘が鳴りました」と言い、「食べものってすごいですね」とご本人もびっくりしたみたいです。

そう言っていただければ、わたしも大変光栄で、食べものって理屈じゃないなーと改めて、食の持つ力強さに感激しました。