マルイチ産商の目指す企業像
生活者の立場で魅力的な生活を見出し、新しい生活のあり方を発想し、ゆたかな生活に役立つ商品やサービスを提供し、生活文化の向上に貢献する企業でありたい。それがマルイチ産商の目指す企業像です。
心と心で会話する姿勢で、お客様の心を受けとめ、新しい食文化、食生活を追求し、創造してゆきます。
新しい卸売事業を展開
「食」を取り巻く国内外の環境が大きく変化するなか、マルイチ産商は卸売業でありながら、原料調達から加工、商品化に至るまでの全ての工程に関与し、お客様に満足していただける商品を供給してゆくという、まさに「差別化と付加価値」を同時に実現する卸売業を目指しています。
マルイチの「モノづくり」
マルイチ産商が商品開発の企画段階から関わり、メーカーさんに原料を供給し、商品を製造して頂き、出来上がった商品を全量買い上げて、販売する。
当社ではこのようなマルイチグループの原料調達力や商品供給力を生かし、自らオリジナル商品を生み出す「メーカー型卸」事業を推進しています。
地元で長年にわたって愛され続けている「オブセ牛乳」の牛乳を使用したお菓子や、当社のブランド肉を使用したレトルトカレーなどを商品開発し、長野県内のみならず、全国への販売拡大を進めています。
「本当においしい養殖魚」を目指して
大分県佐伯市米水津湾で養殖している「海の匠」は、「本当においしい養殖魚」を目指してマルイチ産商グループが開発した養殖ぶりです。
養殖魚の生産から加工、販売に至るまでのそれぞれの機能をマルイチ産商グループが行い、お客様のニーズを反映した商品化、計画的な生産・販売、効率的な流通を進めています。
「海の匠」を丹精込めて育てている生産者のみなさんとともに、これからも本当においしい養殖魚を追求してゆきます。
畜産インテグレーションによる生産者支援
畜産インテグレーションによる当社オリジナル開発商品「りんご和牛信州牛」「信州米豚」などの安定供給と生産拡大を進めています。
飼料メーカーとのアライアンスによる専用飼料の開発・供給や、ABL(動産・債権担保融資)による預託スキームにより、生産力の強化と生産者の経営安定化に取り組んでいます。
生鮮魚の「フルアソート調達」
「メーカー型卸」戦略の1つでもある「フルアソート調達」。
サンマを例にすると、従来までは生鮮サンマとして店頭販売向けに出荷する大きめのサイズを中心に買付けていましたが、これに加えて加工製品や養殖魚の飼料に使用する小さめのサイズまでの全てのサイズを買付け、顧客の様々なニーズに適したサイズの供給を行うことで、多様な業種・業態への販売展開を図っています。
漁獲から販売までの全ての流通段階に当社が関わり、パートナーである飼料会社、缶詰メーカー、加工業者のみなさまと連携して、貴重な水産資源を無駄なく使いながら、おいしい魚を消費者のみなさまにお届けしています。
「フルアソート調達」はサンマに加え、アジ、イワシ、サバなどへと魚種を拡大中です。