お魚をおいしく食べるコツ Konomi Hama's Fish recipes
File 55野菜ソムリエNAHOさん監修
「スルメイカとブロッコリーのトマト炒め」
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海産物+野菜の簡単料理
切って炒めるだけの簡単イタリアン。パルメザンチーズを振りかけてもおいしい。辛いのがお好きな方は鷹の爪を加えてもいいですね。ワインやビールのおともにも。
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材料:(2人分)
スルメイカ…1ぱい
冷凍ブロッコリー…120g
トマト缶(カット)…1/2缶
タマネギ…小1個
オリーブ油…大さじ1
ニンニク(すりおろしチューブ)…大さじ1
塩・コショウ…適量 -
作り方①
スルメイカはワタを取り、1㎝幅の輪切りにする。ゲソも食べやすい大きさに分ける。タマネギは薄切りにする。冷凍ブロッコリーは解凍しない。
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作り方②
フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ弱火で火にかけ香りが出たら、タマネギ、スルメイカを中火で炒める。スルメイカの色が変わってきたら、トマト缶、ブロッコリーの順に加えて炒める。
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作り方③
塩・コショウで味をととのえる。
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≪手軽に野菜を食べるコツ≫
掲載:2023/06
野菜は健康に良いとわかっていても、意識していないとなかなか食べられませんね。
朝ごはんにミニトマトを少し足すなど手軽にできることから始めてみましょう。
冷凍野菜やカット野菜を活用するのもいいですね。私がおすすめする冷凍野菜はブロッコリー。使いたい分だけ電子レンジで解凍すれば良いので、無駄がありませんしお手軽。生のブロッコリーと比べても栄養の損失も少ないです。お弁当のおかずや彩りにもなります。常備しておくといいですね。
■1日の野菜の摂取量は?
厚生労働省による「健康日本21(第二次)」では、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値の一つに「1日の野菜の摂取量350g以上」と掲げられています。しかし実際には、350gを達成している男性は30.1%、女性で26.5%。7〜8割の大人は野菜不足の状況です。小鉢1皿で野菜が約70gです。つまり1日5皿(70×5=350g)を食べていればクリア。1食当たりでは120gを目指したいところです。これは両手のひら山盛りの1杯分になります。
■なぜ野菜を食べるといいの?
野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいます。これらの成分は体内ではほとんど作ることができません。野菜に含まれるビタミンには食品に含まれている栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)が体内でエネルギーに変わる手助けや体の調子を整える働きをしてくれます。ミネラルは体の構成成分で身体機能の維持、調整に不可欠です。特に野菜に多く含まれるカリウムは、体内の余分な塩分と結びつき排出してくれるので高血圧予防に役立ちます。食物繊維は、便秘や腸内環境の改善が期待されます。また多くの研究で、野菜を食べる人は脳卒中や心臓病、ある種のがんにかかる確率が低いという結果が出ています。 -
●NAHOさんのプロフィール
野菜ソムリエ上級プロNAHO
果物ソムリエ、受験フードマイスター、アスリートフードマイスター3級、熱中症対策アドバイザーなど食の資格を併せ持つ。「おいしい信州ふーど」公使。長野県須坂市在住。