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お魚をおいしく食べるコツ

門出を祝う魚料理

祝う気持ち、励ます気持ち、食卓に

photo卒業、入学、進学、就職、転勤…門出を祝う機会が多くなる春。結婚シーズンともあいまって、「おめでとう」の声が飛び交う頻度がぐんと増しそうですね。
お祝いの食卓といったら、すぐ思いつくのは鯛。「めでたい」に通ずる祝い魚の代表格ですね。春先の鯛は「桜鯛」とも呼ばれ、いかにもお祝いにふさわしい風情。焼き物、蒸し物、炊き込みご飯、お吸い物…さまざまなレシピで、お祝い気分を盛り上げることができそうです。

「春祝魚」を知っていますか?

photo魚に春と書くサワラは、春を代表する魚のひとつですが、名前が変わる「出世魚」でもあり、「春祝魚(はるいお)」と呼ぶ地方もあります。春の門出を祝う献立に、まさにぴったりの魚ですね。
サワラの漁場として知られる香川県では、お祝いの食卓に「サワラの押し抜き寿司」が登場するそうです。酢じめにしたサワラをのせた押し寿司を木型で抜くもので、空豆や蕗も使って春らしく演出のだとか。
ちなみに「サワラ」は60センチ以上に育った成魚の呼び方で、40〜50センチ程度のものは「サゴチ」、「ヤナギ」などの幼名で呼ばれます。

季節の彩りを添えて、祝いのおかずに

サワラは身質がしっかりしていて、さまざまな料理に使いやすいうえ、背青魚の割にクセがなく上品な味を持っていることから、切り身をいろいろなバリエーションで楽しめます。
お祝いの日の食卓なら、若草色の木の芽味噌や、ゆで卵の黄身をそぼろ状にたミモザたまごなど、春らしい彩りを塗ってから焼くなどの工夫をしてみてはいいかが?食卓が一気に華やぎますよ。

春らしい手まり寿司で祝う

photoゲストを招いてのお祝いの席なら、おすすめは手まり寿司。マグロやサーモンのピンクに加え、たまごの黄色、野菜の緑など、春のパステルカラーを意識しネタ選びをするといいでしょう。
寿司飯にネタをおいて、ラップに包んでぎゅっと丸めるだけで簡単にできる割に、見た目が豪華になる点も魅力です。

海鮮ちらし寿司も春らしく

photo少し前までは、家庭のお祝い献立の定番だったちらし寿司。昨今は、ちょっとレトロな雰囲気の食べ物になりつつありますね。でも、家族みんなでわいわいいいながら囲むのに、ちらし寿司は最適、。エビやいくらの彩りを添えて、お祝いの食卓を盛り上げましょう。
ゆでた菜の花やアスパラガスを加えると、一段と春らしさが増しますよ。

昆布じめでめでたさ重ねて

photo「喜ぶ」に通じる「昆布」は、おせちなどにも使われるおめでた食材。昆布と魚を重ねていく昆布締めなら、「喜びを重ねる」ことにもなり、お祝いの食卓にぴったりですね。
鯛、サワラといったとびきりの縁起魚を昆布締めにすれば、門出を祝うのに持ってこい。祝いのお酒の肴としてもおすすめです。

信州では「お祝いに鯉」も

一昔前まで、信州の冠婚に欠かせないめでたい食材は鯉と相場が決まっていました。昨今は鯉が食卓にあがることは珍しくなりましたが、鯉こくや鯉の旨煮などのごちそう鯉料理を、伝統の食文化として大切に伝えている地域もあります。