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お魚をおいしく食べるコツ

旬を食べる パワーを食べる

「旬」を意識していますか

photo誰もが知っている「旬」という言葉。でも普段の食卓では、旬をどのくらい意識しているでしょうか。旬とは、魚や野菜の味がもっともよくなる出盛りの時期のこと。自然のサイクルに従った最適な漁獲・収穫時期と一致します。旬の時期を迎えた魚や野菜は流通量が多いので、店頭でよく見かけるし、価格も安く安定しているので、その時期にはぜひ頻繁に食卓にのせるようにしたいもの。旬を賢く利用するのは、やりくり上手な生活の知恵です。

旬の時期は栄養が豊富です

旬の時期には、魚も野菜も味と栄養価がぐんと高まります。魚の場合は脂がのって味わいに深みが出ますし、野菜の場合はビタミンやミネラルの含有量がぐんと増えることがわかっています。旬を意識して食材を選ぶことは、健康的な食生活を営むの上でも、とても大切なことなのです。

エコを考える上でも旬は大事

一年中、同じ野菜や果物、冷凍した魚介類を味わえる現代は、とても便利で幸せな時代です。でも、旬でない時期の魚や作物を流通させるために、ハウス栽培、冷凍などにより莫大な量のエネルギーが使われ、石油の消費とCo2の排出につながっていることも、忘れてはなりません。旬を味わうことは、環境にやさしい生活に近づくことでもあります。

「食」で季節感を満喫しよう

photo「食育」の観点からも、旬を見直す動きが盛んになっていますね。四季それぞれの気象や寒暖に応じた「おいしいもの」を知ることで、豊かな味覚が形成されると同時に、四季折々の風情や自然と寄り添う暮らしの素晴らしさを体感できるからです。京都や金沢など伝統を重んじる地域では、食文化でも伝統を大切に継承しています。旬を巧みに盛り込み、味わい深く、美しく調理した献立に遭遇すると、日本人に生まれてよかったとしみじみ思います。家庭料理でも同じこと。「夏にはこんな味」「秋にはあんな一皿」…子ども時代のそんな記憶が、家族と過ごした時間を思い出させる大切な宝になっていくのですから。

旬の魚と野菜の絶妙な相性

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その季節においしい魚と、その季節が食べ頃の野菜との相性はバツグンです。旬同士を組み合わせた献立は季節感にあふれ、見た目も味わいも格別なものとなります。ポピュラーな献立の中にも、絶妙な組み合わせに脱帽したくなるようなものが多いですね。季節に一度は、家で作って味わいたい一品ばかりです。


●春
アサリとネギの酢味噌あえ アジのタタキ(ショウガやネギと一緒に叩く) ホタテとアスパラの炒め

●夏
かつおとニラの炒め 夏野菜と魚介のカレー タコとキュウリのおろしあえ

●秋
鮭と秋野菜のシチュー イワシとなすの揚げびたし サンマと野菜の南蛮漬け

●冬
ブリ大根 タラときのこのホイル焼き マグロとネギの鍋

店頭で旬を見分ける

タテに長い日本列島では土地ごとに季節感が異なるように、旬にも地域性があります。その土地に合った旬を理解しておくことが、豊かな食生活の秘訣といえそうです。また、冷蔵・冷凍技術が発達した昨今では、海辺にでも住んでいなくては魚の旬を把握できないほど、さまざまな魚種が店頭に並んでいます。冷蔵、冷凍物がいけないわけではありませんが、その季節ならではのおいしさを味わう楽しみを知るには、店頭で旬を知ることが大事。お店や売り場の人と仲よくなって、食べ頃や食べ方を教えてもらうのもよい方法です。