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お魚をおいしく食べるコツ

貝のおいしいよもやまばなし

現代人に必要な栄養の宝庫、貝

photo貝は、海水に溶けている豊富な栄養素を吸収し、身や殻の中に閉じこめています。中でも、からだの細胞の活動を正常に維持するはたらきをもつ「タウリン」というアミノ酸を豊富に含んでいることが知られています。慢性疲労や生活習慣病に悩む現代人にとって、タウリンはとても重要な栄養素。健康的な食生活に、貝を上手に取り入れましょう。

ひな祭りの行事食

photoひな祭りの行事食として貝料理を食べる習慣を持つ地方は多く、特にハマグリの料理を出すことが多いそうです。そのいわれには諸説あるようですが、ハマグリの2枚の貝殻がしっかりとかみ合っており、ほかの貝殻とは決して合わないことから、女性の貞操を象徴するものとされ、ひとりの男性との愛情をまっとうするようにとの願いを込めたとされるのが一般的です。ちょうどひな祭りの頃、おいしい季節を迎えるのも、理由のひとつでしょう。旧暦のひな祭りは現在の4月。潮干狩りの便りが聞かれる時期とも重なりますね。

潮干狩りのシーズン到来

潮干狩りは、浜辺の春の風物詩。昔から旧暦3月3日近くの大潮の頃がいいとされ、俳句の世界でも晩春の季語となっています。この頃になると、水も肌に触れる潮風も温かくなるので、干潟で過ごす時間を心地よく過ごせます。採った貝を海水に浸して砂をはかせ、浜焼きなどにして味わうワイルドな体験も楽しみ。北の海では、もう少し季節が進んでからがシーズンとなります。
※潮干狩りで採った貝は、中毒の原因となる貝毒を持っている場合があります。出荷される貝は検査を受けているので安心して食べることができます。

旬を知っておいしく

photo一般に、アサリ、ハマグリ、赤貝、アオヤギ、トリ貝など、よく目にする多くの貝は、春から梅雨頃まで。アワビ、トコブシ、サザエは4〜10月。バイ貝など巻き貝の多くは冬。カキも冬(岩ガキは夏場もOK)。そしてホタテ貝は冬〜春が旬といわれています。旬の時期には、貝に含まれるうま味の成分「グルタミン酸」が多くなるため、おいしさもひとしおなのです。

寿司で、刺身で

カレイ生食用の貝が手に入ったら、ぜひ刺身で味わいましょう。貝独特のうま味と歯ごたえを満喫できます。寿司の専門店や料理店で、その季節の旬の貝を味わうのも楽しみなもの。家庭ではなかなかお目にかかれない珍しい貝に出会えるかもしれません。

砂をしっかりはかせるのがおいしさのコツ

かんだ瞬間にジャリッ…では、味わう前に興ざめですね。調理の前に十分な砂出しをしましょう。
アサリやハマグリは、海水と同じくらいの塩分(水1リットルに塩20〜30g)の塩水に浸し、暗い場所に5〜6時間置きます。このときよく洗ったクギなど、金気のものを一緒に入れると効果があると言われています。
シジミは真水に浸けて、暗いところに5〜6時間置きます。ときどき水を取り替えるのが、早く砂をはかせるコツです。
水が冷たすぎると砂をはかないことがあるので、ご注意を。

ハマグリの身は上につく?

焼き上がったハマグリの上の殻がパカッと開いて、おいしそうな身と汁がジュウジュウ…焼きハマグリと聞いて、そんなシーンを思い出す方が多いのではないでしょうか。でも例外なく加熱された方の身が殻から離れるため、現実には、上の殻に身がついたまま殻が開いて、バランスをくずしてひっくり返ってしまいます。
そこで事前に殻のちょうつがいにあたる部分を切り落としてから、火にかけましょう。こうしておけば殻が閉じたまま焼き上がります。皿に盛るときは、加熱した方を上にするのをお忘れなく。

むき身のぬめり取りたい

貝のむき身のぬめりを取るときは、身をざるに入れ、薄めの塩水を張ったボウルの中で振り洗いします。ぬめりと一緒に汚れも落ちて便利です。