魚を知ろう

ホームお魚を知ろう>浜このみの「旬のととレシピ」
 「そうめん、食べたいな―」と思う、暑い日々が続いています。
 そうめんを食べるときに、一番気になるのが、栄養バランス。
 今回は、そうめんを食べる機会の多いこの時期におすすめの、具がたっぷりで、栄養バランスもいい、ごちそうになるそうめんです。
 お盆のもてなし料理にもどうぞ!

ととクイズ
日本国内でエビの消費量が一番多い都道府県はどこでしょう。
① 愛知県 ② 和歌山県 ③ 三重県
エビは大きく分けると2種類に分けることができます。車エビ、ブラックタイガーなどの「泳ぐエビ(遊泳類)」、伊勢エビ、オマールエビなどの「歩くエビ(歩行類)」と全部で約3000種類いると言われています。
しかし、佃煮や塩辛に使われている「アミ類」や養殖魚や釣りのエサに使われる「オキアミ類」はエビに非常によく似ていますが、実はエビ類には属してはいないのです。姿はよく似ていて同じ甲殻類ではありますが、分類学上は全く違うグループに分類されています。アミ類は、胸脚にハサミを持っていないこと、尾節の付け根に平衡胞(へいこうほう)を持っていること、雌は胸部に保育嚢(ほいくのう)を持っていることでエビ類とは区別されています。また、オキアミ類は、頭胸甲(とうきょうこう)の横にエラが出ていること、胸脚にハサミを持っていないことなどで区別されています

約3000種類いる中で、私たちの食生活に身近な関わりがあるエビは約150種類。かつて日本はエビの消費量世界一でしたが、現在ではアメリカ、中国に次ぐ第3位に後退。年間約25トン消費しています。そして、国内のエビの消費量が一番多い都道府県は和歌山県。よってととクイズの正解は②和歌山県になります。皆さんの予想は当たりましたか。ちなみに長野県は38位と消費量が少なく、和歌山県は長野県のおよそ2.5倍消費しています。次いで第2位が三重県、第3位が鹿児島県と続きます。エビフライで有名な愛知県は22位と意外と消費量は少ない結果になっています。なお、和歌山県には日本で唯一の「えびとかにの水族館」がありますので興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。

そんなエビは美味しいだけではなく、栄養面でも大変優れています。高タンパクで低脂肪、しかも糖質がゼロというのが特徴です(ただし痛風の原因、尿酸を増やすプリン体を多く含むので尿酸値の高い方は注意)。エビに独特のうまみがあるのは、グリシンやベタインなどのアミノ酸が多いためです。ミネラルは全体に少なめですが、鉄分を含むので貧血予防には有効です。エビに関して特筆すべきは、イカやタコに次いで多いタウリンと、殻に大量に含まれるキチン質です。魚介類に多いタウリンは血中コレステロールを抑えて動脈硬化を予防する働きがあるとともに、肝機能強化や眼精疲労の緩和に力を発揮します。食物繊維のキチン質は近年、免疫力の活性化に役立つことがわかっています。エビは身だけではなく、殻まで栄養がたっぷり入っており、余すことなく、使用できる大変貴重な食材です。

鮮度の良いエビを選ぶポイントは、頭、尾が黒ずんでいないもの、殻に光沢があり、身に弾力があるものを選びましょう。