魚を知ろう

ホームお魚を知ろう>浜このみの「旬のととレシピ」&とと女の「おいしいよ!」
 朝食やお弁当のおかずとして、焼きザケを使うのは定番ですが、せっかくのサーモンピンクを料理に利用しない手はありません。今回のコロッケもコロッケにする前の段階ですでにサーモンポテトサラダとして食べられる一品。いろいろに応用がききますね。北信地方ではサケは年取り魚で行事食に、また洋・和食にも使われるなど利用範囲の広い魚です。ぜひ旬の秋味を堪能してください。

 11月11日は「サケの日」です。「鮭」のつくり部分「圭」の字を分解すると「十一十一」となることから、サケ文化で有名な新潟県村上市が、昭和62年にこの記念日を制定しました。
 春に川を下り、海で5〜6年過ごした後、産卵のために再び生まれた川(母川)を遡上するサケ。なぜ母川に戻ることができるのか、そのメカニズムは未だ明らかにはなっていないものの、200キロメートル先の匂いまでキャッチできるほどに優れたサケの嗅覚が、母川回帰できる理由の一つと言われています。
 幼魚だった頃の記憶をよすがに、長い旅路を経て故郷に戻るサケのけなげさ。そんなことに思いをはせながら、サケを味わうのも一興。別名「秋味」とも呼ばれる旬のサケを、ぜひお召し上がりください。
 この秋わが家でつくったのは「サケとじゃがいものコロッケ」。夕食用に小判型と俵型、翌日のお弁当用に球型のコロッケを成形。たっぷりの油でカラリと揚げました。サケに敬意を表し、ナイフとフォークで喫食です。
 サクサクの衣にナイフを入れ、あつあつホクホクのところをパクリ。サケ、ネギ、じゃがいもの和風テイストな組み合わせが、しっかり決まっています。そのまま食べたり、レモンやしょうゆを少しかけたりと、“ちょい足し”も楽しみながら、おいしく完食しました。
 さてツレが食卓を離れしばらくして戻ってきたと思ったら「この組み合わせはどうかな?」と、手にしていたのはお手製のみそソースとゆずこしょう、そして翌日分にとっておいたお弁当用コロッケ。
 おいしいものを探り当てる食いしん坊の嗅覚。これもまた恐るべし!