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ホームお魚を知ろう>浜このみの「旬のととレシピ」&とと女の「おいしいよ!」
 普通、「イカ飯」といえば、もち米を使ったしょうゆベースのものを思い浮かべますが、今回は名前の通り、トマトソースの「オシャレイカ飯」。しかも中身は、オムライスの中身でもある、いわゆるケチャップライス。短時間でできるのに見た目は豪華でおもてなし料理にもぴったりです。一人で一杯のイカを食べるの?と思われるかもしれませんが、あっさりとしておいしいので、あっというまに食べられます。取り出したワタも捨てずに、みそと一緒にホイル包みにして焼いたり、セロリと炒めたりと、まるごと旬のスルメイカを味わってください。

 イカには、コウイカ、ヤリイカ、アオリイカ、ホタルイカ、ケンサキイカなど様々な種類があり、日本近海だけでも約100種類ものイカが生息していますが、普段私たちが店頭で見かけるイカといえば、スルメイカです。
 春から秋にかけて日本海沿岸を中心に全国各地で獲れ、昔から日本人に親しまれてきたスルメイカは、長野県民が大好きな塩丸イカや乾物など加工品としても使いやすく、その漁獲量は日本で獲れる魚介類総量の5%を占めるほどです。
 麦イカと呼ばれる夏の小さなスルメイカが成長し、秋に出回るスルメイカは、肉厚で、煮物や塩辛のおいしさを決めるワタ(肝)も大きく育っているので、とてもおすすめです。ヤリイカやアオリイカに比べると旨み成分は少なめですが、熱を通すことでがぜん旨みが濃厚に感じられるので、生より加熱調理に適したイカと言えるでしょう。
 この秋、丸々と太ったスルメイカを使って作ったのは「オシャレいか飯」です。本家イカ飯も驚く程インパクトのある姿に、開口一番「わ、すごいね!」と声をあげたツレ。食べやすいようにカットした一切れを口に運ぶと一言「いいね〜」。口の中に広がる濃厚なイカの旨みにご満悦の様子です。生のトマトを使うことでさっぱりと酸味のあるスープになり、大きなイカをぺロリと平らげてしまいました。
 今度は自宅に友人を招き、これがとと女の「お・も・て・な・し」といきたいところです。