魚を知ろう

ホームお魚を知ろう>浜このみの「旬のととレシピ」&とと女の「おいしいよ!」
 日本人はタコが大好き!そして、今が旬です。スーパーの売り場では、いつも目にするので、ちょっとピンとこないかもしれませんね。今回紹介する「タコライス」は、名前と違って、普通はタコが入っていません。でもタコを入れた方がぐっとおいしくなります。
 メキシコ料理のタコスが、沖縄料理のタコライスに。さらにアレンジを加えて、タコの入ったタコライスになりました。今が旬のレタスやトマトもたっぷりいただけます。

 タコ焼き、タコ飯、カルパッチョなど、私たちの食生活にとても身近な存在のタコ。弥生時代には既にタコを食べた記録があるほど日本人とタコの歴史は長く、今では世界で消費されるタコのおよそ6割を日本が占めています。
 店頭ではモーリタニア(西アフリカ)産の蒸しダコをよく見かけますが、モーリタニアでタコ漁を始めたのも、実は日本人。狭い岩の隙間に潜り込むタコの習性を利用した日本古来の「タコ壺漁」を現地の人々に教え、モーリタニアの経済を支える一大産業として、見事に発展させました。
 さて最近は、願掛けの食材としても注目の的。というのも、タコは英語で“オクトパス”。「置くと、pass(=パス。試験に合格する)」で縁起が良いと、受験生用にタコのぬいぐるみが販売されたり、高い知能を持つタコにあやかって、試験に合わせタコを食べるのです。
 私もこの夏はタコをたくさん食べて、日本さかな検定1級に挑戦しました。試験が終わっても、合否連絡までにはもう少し時間があるからと、ツレも「タコ入りタコライス」を作ってくれたため、ありがたくご馳走に。大きめに切ったタコがゴロリと入り、外観、旨味、歯応えの楽しみが倍増した贅沢なタコライスは、ニンニクの風味やスパイスの香り、スイートチリソースの異国感が夏らしく、スタミナ満点、心身ともに元気をもらえる応援の一皿でした。
 7月末、届いた通知には「合格」の二文字が!やはりこれはタコのおかげと、再びツレのタコライスで祝ったのでした。