魚を知ろう

ホームお魚を知ろう>浜このみの「旬のととレシピ」&とと女の「おいしいよ!」
 マイワシのように背が青い魚は「食べると身体にいい」とか「頭が良くなるよ」なんて言われています。それはわかっているけれど、苦手!という方、ぜひ旬のマイワシを食べてみてください。今回のようにフライパンで簡単に焼くだけで、臭みもなく手軽においしく食べられます。
 「丸干しイワシの方が好き」という方は、塩をせずに一口大に切ってフライパンで焼き、同様にスパゲッティにしてください。
 イワシは、洋風料理にも使いやすい食材です。

 人間には憂鬱な梅雨も、魚にとっては恵みの雨。山々の栄養を含んだ水が流れ込み、プランクトンが豊富になる海の中で、ひと雨ごとに成長し、旬を迎える魚。中でもマイワシは、梅雨においしくなる魚の代表格です。
 丸干しに加工されることも多く、庶民的で身近な存在のマイワシ。チャームポイントは、一列に並んだ黒い斑点です。細長い体の表面に、ほくろのような黒点が7つ前後。マイワシが「ナナツボシ(七つ星)」とも呼ばれるゆえんです。
 梅雨を味方にしている魚だけあって、マイワシと梅は相性が抜群。しょうゆ、酒、みりんなどで炊く「イワシの梅煮」は、和食の定番です。地味でホッとする味わいが身上の梅煮を、ツレは「おばあちゃんのイワシ」と命名し、この時季に食べたがります。
 さて、今年は嫁っぽいイワシ料理にも挑戦!と、うんちく披露かたがた作ったのが「マイワシと梅のスパゲティ」。こんがり狐色をしたイワシ、梅、大葉の組み合わせは彩りが良く、オシャレでヘルシー。一口大のサイズになっても、脂が乗ってふっくらとしたイワシの身に、旬の魚の実力を感じます。
 梅肉ソースの絡んだパスタがイワシと合うのは勿論、食べるたびに、梅の酸味が食欲のツボを刺激して、あっという間に完食の一皿となりました。
 「やるじゃん!」というツレの素直な感想に、「本日のイワシメニュー、星いくついただけますか?」と仕切り直した私。その答えは?
 「もちろん、星七つです!(笑)」。